動体検知プログラムの開発に今携わっているのですが、これがまた難しい。
最近は物騒な世の中ですので、やはり防犯などといったニーズは高まっており、そういった開発も結構あります。
動体検知プログラムの基本はまず、
2枚のフレーム(静止画)から差分をとって、
白と黒へと2値化して、
見比べた2枚のフレーム間で異なっている箇所を抽出することです。
それで、その差が激しければ「動体を検知した」と判断するわけです。
しかし、このままだとかなりの誤検知が発生します。
例えば、草木が風で激しく揺れたり、雨がふったり、鳥が横切ったり、猫が通ったり…
前後の2枚のフレーム間では、人間が動いた以外にも、さまざま要因によって"動き"が発生します。
それを「人間が動いた」ときだけ正確に検知するようにいろいろと工夫をするわけですが、それはかなり難しいです。
動体検知プログラムについて研究している機関はあるはずです。
その研究成果はどこまで上がっているのか、気になります。