Eclipse（エクリプス）とは｜Javaから楽しく学ぶ！ゲームプログラミング専門学校

Eclipse（エクリプス）とは、Java言語に対応した統合開発環境(IDE)のことです。
Eclipseは当初IBMによって開発され、2001年にEclipseコンソーシアムという団体に寄贈されました。
その後様々な過程を経て、今もなおEclipseの開発は続けられています。

高機能でありながら無償で利用することができ、Java開発者を中心に広く普及しています。
実際、プロの開発現場でも、Eclipseを使ってシステム開発が行われています。


Eclipseには開発を支援する機能が豊富に含まれており、プログラムの開発効率を高めてくれます。

例えば、今まで行ってきた、コードを書いたらコマンドプロンプトを立ち上げて、javacコマンドでコンパイルを行い、javaコマンドで実行するといった一連の作業を、Eclipseを使えばクリック一回で済ませてくれます。

しかし、Javaを覚えていく段階で、Eclipseを使ってしまうと色々と弊害がでてきます。
というのも、どこまでがJavaで、どこまでがEclipseが支援してくれていることなのか見分けがつかなくなってしまうからです。

またその多機能性から、Eclipseを使う上での覚えることが多くあり、いったい何の勉強をしているのかわかならくなります。

まず初めに、エディタ上でコードを書いて、コマンドプロンプト上でコンパイル、実行を行うという一連の作業経験を積むことで、Javaの理解を深め、発展させることができます。

そしてそれらの作業に慣れて理解が深まってきたら、開発を支援してくれるEclipseを使う、という流れが一番理想的です。


2009年4月時点の最新バージョンは3.4.2にとなっています。
→ Eclipseのダウンロード方法