繰り返し(do while文)|Javaから楽しく学ぶ!ゲームプログラミング専門学校

Javaから楽しく学ぶ!ゲームプログラミング専門学校

ゲームプログラミングとはその名のとおりゲームのプログラムを作ることを指します。『Javaから楽しく学ぶ!ゲームプログラミング専門学校』ではゲームプログラミングについて、実際にゲームプログラムをJAVAプログラミング言語を使用し、作成していきながら詳しく解説していきます。

繰り返し(do while文)

繰り返し(do while文)

繰り返し」はdo while文という制御構文を使うことでも実現できます。
do{
実行する内容
}while(条件式)

do while文の条件式判定が偽であっても、最低 1回は処理を実行するという点が特徴です。

do while文のサンプルコードを下記します。
int cnt = 0;
do {
System.out.println(cnt);
cnt++;
}while (cnt < 10);

実行結果
0
1
2
3
4
5
6
7
8
9


また、上記したとおり、do while文はループに入るとき条件式の判定が偽であっても最低1回はブロック内の処理を実行します。
例えば、上記サンプルコードを下記のように変更した場合、
int cnt = 10;
do {
System.out.println(cnt);
cnt++;
}while (cnt < 10);

実行結果
10


do whileブロックに入った時点で、変数cntの値は10となっており、条件式の判定は偽となりますが、「System.out.println(cnt);」ステートメントが実行されていることがわかります。

このような、ループ内の処理を行ってから条件式を判定する方式を後判定ループと言います。

それに対し、while文やfor文のようにループ内の処理を行う前に条件式を判定する方式を前判定ループと言います。

do while文もwhile文同様、doブロック内でループ変数をインクリメントさせてやらなければなりません。
この処理を忘れると、条件式が永遠に真のままとなり、ループを抜けることができなくなります。
そのような状態のことを無限ループと言います。
無限ループはソフトウェア開発において、代表的な不具合の一つとなっており、十分に注意が必要です。

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