Javaでは、処理の流れを一つのプログラムで複数持つことが可能です。
一つのプログラムで複数のスレッドを持つことを
マルチスレッドと言い、そのようなプログラミング方法のことを
マルチスレッドプログラミングと呼びます。
逆に、スレッドが同時に1つしか存在しないのことを
シングルスレッドと言います。
シングルスレッドは、実行開始から終了まで、一つずつ順番に処理され、2つ以上の処理を同時に行うことはありません。
作成するプログラムによっては、シングルスレッドでは実現できないようなことも出てきます。
特にゲームプログラミングにおいては、そのようなケースは多いです。
Javaは、1つのプログラムで複数のスレッドを動かすようなしくみを実現できる言語であり、スレッド間の排他制御や優先度などを設定できるなど、アイデア次第でさまざまなゲームを作成することが可能となっています。
マルチスレッドプログラミングはゲームプログラミングをする上で、ぜひともマスターしておきたいプログラミング方法です。
次回は実際にJavaでマルチスレッドを扱ってみます。