Javaは
オブジェクト指向型言語であり、
クラスと呼ばれる部品を組み立てていくようなプログラミングイメージだということを
以前の記事に書きました。
今回の記事からは、そのプログラミングイメージを掘り下げていきます。
Javaはさまざまなクラスを提供しており、プログラマーは基本的にそのクラスを使用してプログラムを組み立てていくことになります。
例えば、文字列を出力する
Sysytem.out.println()
という一文にもJavaが提供している「PrintStream」というクラスを使用しています。
Javaが提供しているクラスの詳細は「JavaTM 2 Platform, Standard Edition, X.X.X API 仕様」というドキュメントに記載されており、プログラマーはこのドキュメントを読み取りプログラムを作成していくことになります。
※X.X.X → バージョン
まずは、「
JavaTM 2 Platform, Standard Edition, X.X.X API 仕様」ドキュメントをダウンロード、あるいはお気に入りに入れてください。
※インストールしたJavaSE(旧名称:J2SE)のバージョンによってドキュメントの内容が若干違っていきます。
当サイトでインストール方法を解説したJaveSE6
J2SE v 1.4.2のドキュメントダウンロード先は下記になります。
http://docs.oracle.com/javase/6/docs/api/
http://java.sun.com/j2se/1.4.2/ja/download.html
(2013/7月追記:現在の最新バージョンはJavaSE7となっています。
バージョンごとの一覧は下記になります。
http://www.oracle.com/technetwork/java/api-141528.html)
また、プログラマーは自分でクラスを作ることも可能です。
次回の記事では実際にクラス作成のサンプルを書きながらクラスについてもう少し詳しく見ていきます。