ゲームプログラミングとはその名のとおりゲームのプログラムを作ることを指します。『Javaから楽しく学ぶ!ゲームプログラミング専門学校』ではゲームプログラミングについて、実際にゲームプログラムをJAVAプログラミング言語を使用し、作成していきながら詳しく解説していきます。
ゲームプログラミングが出来るようになれば、ドラクエみたいな壮大な冒険ファンタジーや、スーパーマリオみたいな家族みんなで楽しめるゲームなどを自分で作ってしまうことだって可能です。
しかし、初めからドラクエやマリオみたいなゲームは作れないでしょう。
あそこまで完成度の高いゲームを作ろうとすると、作業が思うように進まず途中で挫折するのがオチです。
思うようなゲームシステムが組めない、かっこいいorかわいいキャラクターが描けない、グラフィックが、サウンドが……
一つのゲームを完成させるまでには、ホントに数多くの壁が立ちはだかります。
これはどんなに頭が良くてセンスがある人でも同じだと思います。
そもそも初めから大作ゲームを作ろうという考えが無謀すぎるのです。
しかし、この無謀なことをやろうとしてゲーム制作途中で挫折してしまうといったケースが非常に多いようです。
私も初めこのように挫折してしまった一人です。
どうしても初めのうちは、出来る出来ないといったことを考える前に、FFみたいなかっこいいゲームを作りたい、ガンダムみたいなガンガン動きまわれる3Dゲームを作りたいと、ゲーム完成形の理想ばかりを追ってしまっていました。
そんな無謀な理想を掲げてゲーム制作を進めていっても途中で簡単につまづくことも知らずに……
せっかく苦労して作るゲームです。
多くの人にやってもらいたいというのは当然な気持ちでしょう。
しかし、≪大作ゲーム=大ヒット≫という関係には必ずしもなりません。
これは世の中に出ているゲームを見ればよくわかります。
開発費○○○億円!
などと謳ったゲームが大コケしたという話はよく聞かれると思います。
ものすごい大作ゲームよりも、ものすごいシンプルなゲームの方がヒットするといったことがゲーム業界では往々にあるのです。
ゲーム制作を行う上で一番大切なことは、自分のスキルに見合ったゲームを作るということです。
簡単なゲームで良いんです。
発想の転換で、ものすごい大作ゲームではなく、ものすごいシンプルなゲームを作るということを心がけてみるのです。
そして、次々に新しいゲームを作っていきます。
もちろんただ数をこなすだけではいけません。
「前回はあそこが思うように出来なかったけど、今回はこう改善しよう」といった具合に、毎回新しい課題を立てて新しいことに挑戦し、出来ることを少しずつ増やしていくのです。
そうしていくうちに途中で挫折することもなく、スキルはみるみる磨かれていき、制作出来るゲームの幅が広がっていきます。