プログラミング言語は大きく分けて「低水準言語」と「高水準言語」があります。
※詳しくは「
プログラミング言語の種類」に記載してあります。
ゲームプログラミングは今ではほとんど高水準言語で行っています。
低水準言語ではゲームのような複雑なプログラムになると、制作にものすごく時間がかかり現実的ではないからです。
低水準言語のメリットは高速なプログラムを作成できることにありますが、パソコンなどの性能は年々ものすごく進化しているため、それほど高速化にこだわる必要がなく、開発効率を上げることを重点に置いた方が適切です。
低水準言語はメモリ容量などが少ない、小さな電子機器などに組み込まれるプログラムの開発に適しているといえます。
ゲームプログラミングに適しているプログラミング言語は下記のような高水準言語が上げられます。
・C言語
・C++
・C#
・Java
・VisualBasic.Net
・HSP
他にもたくさんありますが、基本的にはこの辺りのプログラミング言語で作成するのが良いです。
当サイトではこの中で「
Java」という言語を使ってゲームプログラミングについて解説していきます。
では、なぜ
Javaか?
Javaを使うメリットとして上げられるのはまず、プログラム開発環境を無料で用意できることです。
C++やVisualBasic.Netといった言語は基本的に有料なプログラミング言語(開発環境)ですが、Javaはまったくお金をかけずにプログラム開発環境を用意できるのです。
そしてJavaは現在のゲーム制作現場でよく使われるC++と非常によく似た言語となっており、その知識を汎用的に使うことができます。
さらにゲーム制作現場以外でもJavaはさまざまなプログラム開発現場で使われている言語であり、Javaを使えるということで幅広いところでそのスキルを役立たせることができるのも理由の一つです。
実際、プログラミングを教えている専門学校などでも、一番初めに教える言語としてJavaを選択する学校が増えています。